古戦場の記憶と、今の海を眺める席
稲村ヶ崎は新田義貞が鎌倉へ進軍した物語を岬に残しています。公園で史跡の説明を読み、七里ヶ浜や江の島を望むと、歴史の地形と目の前の風景がつながります。夕景や富士山は天候で変わりますが、湾そのものが立ち止まる価値のある眺めです。
EN10 / ENODEN STORIES
海の見える黒湯、富士山、夕日。稲村ヶ崎に時間を

海の見える黒湯、富士山、夕日。稲村ヶ崎に時間を
稲村ヶ崎は海へ突き出た岬で、鎌倉の歴史における重要な境界でもあります。新田義貞が鎌倉幕府を攻めた際にここから進軍したという物語が、海岸に古戦場の記憶を重ねます。公園は七里ヶ浜と江の島に向き、空気の澄んだ日には富士山も望めます。散策して夕景を眺め、線路沿いや海沿いで食事をすれば、湘南の午後をひと続きで楽しめます。
この駅の歩き方 · 目安3–4時間
富士山の眺めは天候次第。晴れたら岬を加え、風雨が強ければ温泉と飲食店を中心にしましょう。一般大浴場は13歳以上で、子ども連れは家族風呂の条件を確認してください。
足湯の最終受付は17:00で、季節により変更の場合があります。体験したいならNinaiを温泉の前にしてもよいでしょう。公園で夕日を見る場合は季節の日没に合わせて予定を。以上は徒歩と滞在を含む目安で、待ち時間は含みません。
THE STORY OF EN10
稲村ヶ崎は新田義貞が鎌倉へ進軍した物語を岬に残しています。公園で史跡の説明を読み、七里ヶ浜や江の島を望むと、歴史の地形と目の前の風景がつながります。夕景や富士山は天候で変わりますが、湾そのものが立ち止まる価値のある眺めです。
Ninaiは稲村ヶ崎温泉の1階にあり、海景色のテーブルに加えて、足湯をしながらドリンクやスイーツを楽しむ席もあります。海と昼食だけでも、温泉や足湯を加えてもよい駅です。それぞれの時間や条件を分けて確認すると、午後をゆったり過ごせます。
EN10 / 黒湯・海風・富士山
駅から約3分歩くだけで、電車の散策を海に面した入浴へ変えられます。稲村ヶ崎温泉は相模湾に向き、空気が澄むと江の島や富士山を望めます。夕方の海の色と、夜の島の灯りも、また別の表情です。

旅人がよく黒湯と呼ぶ湯を、施設は褐色を帯びた黄金色と説明しています。植物由来の有機質を含むモール泉で、泉質は炭酸水素塩冷鉱泉。光を通す琥珀色、深い部分の暗さ、窓外の海が鮮やかに対比します。「黄金の湯」はここの呼び名で、泉と海景色が出会う雰囲気が体験の中心です。
大浴場は男湯「富士見之湯」と女湯「大島之湯」に分かれます。海岸や遠山をはっきり見たいなら暗くなる前に着き、入浴の前後に向かいの稲村ヶ崎公園で海を眺めるのがおすすめです。富士山は雲、湿度、角度に左右され、すべての浴槽や毎回の訪問で見えるとは限りません。
一般大浴場は13歳以上。家族風呂は電話予約制で大人2名以上、子どもは4歳以上でおむつを使用していないことが条件です。内湯のみの部屋や、露天風呂・サウナ付きなどがあります。予約時に部屋、眺め、料金、当日の制限を確認すると、家族や同行者との計画が立てやすくなります。
午後に公園の岬と新田義貞伝説の地を見てから温泉へ入り、最後に海辺のNinaiで食事するのがおすすめです。公園で夕日を見るなら、着替えと退館の時間を早めに確保してください。海沿いを七里ヶ浜まで歩く場合は徒歩時間を追加し、歩行スペースのある道を進みましょう。
料金と利用条件は2026年9月15日に確認。浴場写真は施設提供の無人時の実景です。訪問時は館内の撮影規則に従ってください。
NINAI / 1階の足湯カフェ
温泉1階のOriental café Ninaiには、さらに気軽な過ごし方があります。海に面する足湯席でドリンクやスイーツを楽しめば、浴衣に着替えなくても稲村ヶ崎温泉の温もりを味わえます。木のテラスの前に海と空が広がり、空気が澄むと江の島や富士山も望めます。


店の足湯プランはドリンク1杯付きで、スイーツも追加できます。ほかの食事は通常のテラスや室内席で。先に足湯とお茶を楽しみ、テーブルへ移ってゆっくり昼食にしてもよいでしょう。濃厚なマンゴープリン、スパイス香るチャイのチーズケーキ、果物・甘い豆・ココナッツミルクのベトナムスイーツchèもあり、散歩のあとに少しお腹を空けておきたい品々です。
温かな麺なら湘南しらすのフォーやワタリガニのフォーを。麺は国産米粉の生麺です。料理を分け合うなら、神奈川の「やまゆりポーク」のタイ風焼き豚を、レタスやハーブと一緒に。鎌倉野菜のグリーンカレーや湘南サバのバインミーも、地域の食材をアジアの食卓へ届けます。

足湯と大浴場は年齢・料金条件が異なります。足湯は店のサイトに現在も掲載される2024年の説明、飲食は現行メニューをもとに、2026年9月15日に確認しました。出発前に電話で席と当日の開放状況を確認できます。
WALK A LITTLE FURTHER
岬の公園から海岸の曲線、江の島、条件がよければ富士山を眺められます。日没前後は特に豊かな色合いです。
稲村ヶ崎駅から徒歩約5分。高台へ上がって江の島を望む場所を探すと、空気の澄んだ日には富士山も見えます。温泉と組み合わせる場合は、夕日を公園で見るか入浴後に見るか先に決め、着替え中に日没を逃さないようにしましょう。

現地の史跡解説で鎌倉幕府末期を学びます。潮が引いて通れたという場面などは伝説として扱い、確証のある事実とは記しません。
現地の史跡解説を読んでから、岬、海岸、鎌倉の方向を見比べると地形を理解できます。歴史の記憶は、現在も海辺から岬を回れるという意味ではありません。引き潮で渡ったという話は伝説の題材で、物語をまねて海へ入らないでください。

駅から徒歩約3分で海を望む温泉へ。植物由来の深い褐色のモール泉と相模湾が響き合い、晴れて空気が澄んでいれば江の島や富士山も望めます。大浴場と家族風呂では利用条件が異なるため、上の特集をご覧ください。
一般浴場と家族風呂は、料金や年齢条件が異なります。家族風呂は部屋の種類ごとに60分単位で料金が設定され、子どもは4歳以上でおむつを使用していないことが条件です。予約時に人数、部屋の種類、季節の追加料金を確認しましょう。海面をはっきり見たいなら、暗くなる前の入浴がおすすめです。

富士山の見え方や夕景は天候次第です。風や波が強い場合は、現地の海岸閉鎖表示に従ってください。
地図次の駅で、違う海風へ。
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